埼玉県内で、車どうしをわざと接触させ事故でけがをしたように装って、保険金およそ560万円をだまし取ったとして、保険会社の元社員ら3人が逮捕され、警視庁は元社員らが同様の手口で請求を繰り返し、3000万円余りを不正に得ていたとみて調べています。
逮捕されたのはいずれも埼玉県ふじみ野市に住む、保険会社の元社員、佐々木太容疑者(46)と会社社長の望月直和容疑者(51)ら3人です。
警視庁の調べによりますと3人は平成24年、川越市の交差点で、出会い頭の事故に見せかけて車どうしをわざと接触させ、首や背中などにけがをしたように装い、保険金およそ560万円をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
ことし2月に保険会社から「不審な請求がある」と相談があり、警視庁が調べたところ、埼玉県警が当時、車どうしがかすった程度のけが人がいない事故として取り扱っていたのに、保険金が支払われていたことが分かったということです。
調べに対し3人はいずれも容疑を認め「借金があり、金に困っていた」などと供述しているということです。
警視庁は佐々木容疑者らが同様の手口で保険金の請求を繰り返し、5年間で3000万円余りを不正に得ていたとみて調べています。
