先月、神戸市の中心部で指定暴力団・山口組から分裂した神戸山口組系の事務所が入る建物にダンプカーが衝突した事件で、警察は山口組傘下の暴力団組長ら3人を建造物損壊の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは大阪・堺市にある山口組傘下の暴力団組長野元信孝容疑者(43)と26歳の組員、それに組員の知人の27歳の男のあわせて3人です。
警察の調べによりますと3人は先月19日、神戸市中央区加納町にある神戸山口組系の「志闘会」の事務所が入る建物にダンプカーを衝突させて壁やドアを壊したとして建造物損壊の疑いがもたれています。
ダンプカーは大阪・河内長野市の会社から盗まれたもので、警察が組員ら2人を盗みの疑いで逮捕して調べたところ、2人が野元容疑者の指示を受けてダンプカーを衝突させた疑いが強まったということです。
調べに対し野元容疑者は「意味がわからない」と容疑を否認しているということです。
ほかの2人は衝突させたことは認めていますが組員は「共謀はしていない」と供述しているということです。
野元容疑者が組長を務める暴力団事務所では、先月17日、軽自動車が建物に衝突する事件が起きていて、警察は、山口組と神戸山口組の対立抗争が背景にあるとみて、調べています。
