京都市にある同志社大学のキャンパスや学生寮から出たゴミを市の許可を得ずに収集し、焼却施設に運んだとして、警察は、学校法人の法人事務部長らを廃棄物処理法違反の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、京都市にある同志社大学を運営する学校法人の法人事務部長で、学校法人の子会社、「同志社エンタープライズ」社長の北幸史容疑者(57)や、清掃管理会社、「コスモスビルメンテナンス」社長の吉田多郎(68)容疑者ら6人です。
警察によりますと、北事務部長らは、去年11月、京都市の許可を得ずに、同志社大学のキャンパスや学生寮から出たゴミを収集し京都市内の焼却施設に運んだ、廃棄物処理法違反の疑いがもたれています。
ゴミの収集や運搬は、学校法人が「同志社エンタープライズ」に委託し、「コスモスビルメンテナンス」が実際の業務を行っていたということです。
京都市は、許可を得た業者にゴミの収集や運搬を委託するよう、学校法人に対し、繰り返し指導していましたが、従わなかったということです。
警察は、学校法人の事務室などを捜索して、容疑の裏付けを進めています。
同志社大学を運営している学校法人同志社の水谷誠理事長は「去年12月に委託先に京都府警の捜査が入り、これ以降委託先を変えて法令順守に努めている。今後、このような事態が起こらぬよう指示を徹底したい」というコメントを出しました。
