西宮市にある兵庫医科大学は、医学部の教授が自らの著書で研究に関して虚偽の記載をしたなどとして、24日付けでこの教授を懲戒解雇処分にしました。
兵庫医科大学によりますと、懲戒解雇処分を受けたのは、医学部の西崎知之教授です。
西崎教授は、ことし出版した著書の中で、大学の倫理委員会の承認を得て300人あまりの認知症の患者などを対象に研究を行い、患者の機能改善に有効な成分を発見したなどと記していたということです。
この本を読んだ読者から問い合わせを受けて大学が調べた結果、倫理委員会では研究を承認しておらず、大学は、著書での記載内容が虚偽だったとしています。
またこのほかにも論文の盗用などの不正行為があったとして、大学は24日付けでこの教授を懲戒解雇処分としました。
今回の処分について西崎教授は、NHKの取材に対し、「著書で指摘された部分は、ライターによる書き直しの過程に起きた誤りであり、すでに記載内容を改めている。
盗用の指摘も事実ではなく、処分は不当だ」と話しています。
