去年1月、奈良県内で無免許運転で事故を起こした男を取り調べた警察官が検挙せず、容疑をもみ消したとして犯人隠避などの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは奈良警察署交通2課の中西祥隆巡査部長です。
警察によりますと、中西巡査部長は高速道路交通警察隊に勤務していた去年1月、西名阪自動車道でスピード違反の乗用車を追跡し、この車は側壁に衝突する事故を起こしたということです。
調べたところ、車を運転していた男は無免許だと分かりましたが、中西巡査部長はこの男の知人で免許を持っている男が事故をおこしたように装い、男の容疑をもみ消したとして犯人隠避と虚偽公文書作成・行使の疑いがもたれています。
調べに対し「連休を控えていて事件捜査も苦手だったので処理がわずらわしかった」と供述しているということです。
また巡査部長は、男から現金を受け取り男が経営する風俗店を無料で利用したと供述していて、警察は贈収賄の疑いも視野に捜査を進めています。
奈良県警察本部の大久保英二首席監察官は、「県民の信頼を損ね深くお詫びします。捜査の結果を踏まえ厳正に対処します」とコメントしています。
