駐日ガーナ大使公邸を装った違法カジノ店が摘発された事件で、実質的経営者の山野井裕之被告(36)=賭博開張図利罪で公判中=が、警視庁保安課の調べに対し「ガーナ大使公邸で、大使に謝礼として、毎月200~300万円を渡していた」と供述していたことが、捜査関係者への取材で分かった。
エドモンド・コフィ・アグベヌチェ・デー大使(55)は、同課の任意の事情聴取に対し「リベートは一切受け取っていない。カジノとは知らなかった」と供述している。
また、カジノ店の賃貸契約に同席したとされる関係者が、任意の事情聴取に「前大使から3年前、公邸でカジノをやらないか、と持ちかけられた」と供述していたことも判明した。同課は、両大使がカジノに使われると知りながら場所を提供した可能性もあるとみて慎重に裏付けを進めている。
