収賄の元奈良県警警部補の大澤成光被告に懲役2年6月求刑

 警察官として暴力団に対処する名目で産廃処理運搬業者からわいろを受け取ったとして、収賄罪に問われた元奈良県警警部補、大澤成光被告(53)=同県橿原市、懲戒免職=の論告求刑公判が15日、奈良地裁(藤野美子裁判官)で開かれた。

 検察側は論告で「動機に酌量の余地はなく、収賄の期間も長期にわたり多額。警察官の職務への県民の信頼を著しく失墜させた」として懲役2年6月、追徴金約289万円を求刑した。

 起訴状によると、大澤被告は平成18年10月から今年2月、橿原市の元産廃処理運送会社役員、岩本琢也被告(38)=贈賄罪で公判中=から暴力団対策料として約289万円のわいろを受け取ったとされる。

 大澤被告は奈良県天川村の汚職事件の捜査情報を漏らしたとして地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕(起訴猶予)され、収賄容疑で再逮捕、起訴された。

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