【舞鶴・少女殺害事件】中勝美被告を逮捕

 京都府舞鶴市の府立高校1年、小杉美穂さん=当時(15)=殺害事件で、舞鶴署捜査本部は7日午後、殺人と死体遺棄容疑で同市の無職、中勝美被告(60)=別の窃盗罪で服役中=を逮捕し、身柄を山科署に移送した。一方、遺体発見現場近くで事件発生直前、中容疑者とみられる人物が美穂さんと一緒にいるのが目撃されていたことも新たに判明。犯行を裏付ける直接的な物証は見つからなかったが、捜査本部は、目撃証言や防犯ビデオの分析などから、美穂さんが最後に行動をともにした人物が中容疑者だったと判断した。

 府警によると、中容疑者は、府警が最近行った聴き取りに対しても犯行への関与を否定しているという。

 中容疑者は、美穂さんが殺害されたとみられる昨年5月7日未明、殺害現場に向かう通りに設置された防犯ビデオに美穂さんと一緒に映っていた「自転車の男」と、身体的特徴や服装などが酷似していた。さらに、中容疑者が6日夜から市内の行きつけの飲食店などに出向いた後、美穂さんとほぼ同じルートで遺体発見現場方面に向かった可能性が高いこともわかった。

 府警はこうした状況証拠のほか、現場近くで同7日午前3時ごろに2人らしき人物が一緒にいたという目撃証言も得て、中容疑者が美穂さんと最後に居合わせたと断定した。

 美穂さんは昨年5月6日夜に自宅から一人で外出した後、行方不明となり、8日朝に舞鶴市の朝来(あせく)川のほとりの雑木林で遺体で発見された。鈍器で顔や頭などを殴られ、遺体には土や枯れ葉がかぶせられていた。

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