県南部を中心にひったくりを繰り返したとして、県警捜査三課と蕨、浦和両署の合同捜査班は十日、窃盗などの疑いで、さいたま市桜区田島一、立体駐車場設置業上野竜太被告(42)=窃盗未遂罪などで公判中=ら男女四人を逮捕したと発表した。
ほかに逮捕されたのは、上野容疑者と同居する会社員中村望被告(20)=同=と、戸田市の無職少年(17)、上野容疑者の妻の由美容疑者(37)。
四人は二〇〇五年十二月から〇六年十月にかけ、武蔵浦和駅や戸田公園駅周辺などで、バイクを使って約二百八十件のひったくりを繰り返していたという。被害総額は計約千八百万円。
調べでは上野容疑者らは昨年四月十六日夜、戸田市本町四の路上で男性(33)のバッグを奪おうとした疑い。また由美容疑者らは同年十月五日朝、同市美女木東一の路上で、自転車の女性(28)から現金約四万六千円入りのバッグを奪った疑い。
由美容疑者が関与していたのは一件のみとみられる。ほかの三人は容疑を認め「金は生活費に使ったり、暴力団に上納した」などと供述しているという。
