三重県津市に住む80代の女性が、特殊詐欺の被害額では県内で過去最高となる約1億4000万円をだまし取られた事件で、警察は17日、事件に関わっていたとして20歳の男を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職の宮木遼河容疑者(20)です。
警察によりますと、宮木容疑者は詐欺グループの実行犯らと共に、津市に住む80代の女性に熊本県の災害復興に関する嘘の電話をかけてだまし、キャッシュカード3枚と通帳2通を受け取って、その口座に現金約1億4000万円を振り込ませた疑いです。
宮木容疑者は、女性からキャッシュカードなどを受け取る「受け子」と、口座から現金を引き出す「出し子」の役割を担っていたということです。
県内のショッピングセンターのATMで現金を引き出しているところが、店内の防犯カメラに映っていたことなどから、今回の逮捕に至りました。
宮木容疑者は「高齢女性の家で通帳を受け取り、現金をおろしたことは間違いない」と容疑を認めていて、警察では余罪や共犯者などについても調べを進めています。
