鹿児島市にある自動車整備工場の経営者らが、必要な整備や点検を行わずに不正に合格させるいわゆる「ペーパー車検」を行ったとして、警察は経営者と整備士の男ら3人を虚偽有印公文書作成などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、鹿児島市宮之浦町で自動車整備工場を経営する松村和昭容疑者(56)と、この工場で働くいずれも整備士の清水朋宏容疑者(40)、福泰宏容疑者(47)のあわせて3人です。
警察によりますと、松村容疑者ら3人は、ことし5月、車検の依頼を受けた数台の車で、必要な整備や点検を行わないまま不正に保安基準の適合証を交付する、いわゆる「ペーパー車検」を行った虚偽有印公文書作成と行使などの疑いが持たれています。
警察の調べに対し、3人はいずれも「間違いありません」と述べて、容疑を認めているということです。
保安基準の適合証は、運輸支局などから車検証の交付を受ける際に必要ですが、「ペーパー車検」だと実際よりも短期間で安く車検ができるということです。
警察によりますと、1人は、「去年1年間、およそ1000台で不正に車検を行った」と供述しているということで、警察は犯行の詳しいいきさつや動機などを調べています。
