野村証券元社員の林良紀容疑者を再逮捕 1億円超不正引き出し容疑 名古屋市昭和区

 顧客のキャッシュカードをだまし取り、現金自動預払機(ATM)から現金計約1億8500万円を不正に引き出したとして、警視庁捜査2課は26日、詐欺と窃盗の疑いで、野村証券元社員で会社役員の林良紀容疑者(32)=名古屋市昭和区=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、野村証券豊橋支店(愛知県豊橋市)に勤務していた平成24年6月~16年3月、同市の60代の無職女性に「カードのシステムがなくなりペーパーレスになる。カードが不要になるので私に渡してください」などと持ち掛け、女性の親族名義のものを含む同社発行のカード計4枚をだまし取り、ATMで現金を引き出した疑い。

 同課によると、引き出した金は高級外車の購入費などに充てていた。

 林容疑者は、別の顧客から同様の手口で現金約1100万円を引き出したとして5月に逮捕された。野村証券によると、22年4月~28年4月に顧客7人の口座から計約2億7千万円を不正に引き出した。野村証券は昨年12月、同容疑者を懲戒解雇した。

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