震災の復旧工事の入札を巡る亘理町の官製談合事件で、町の担当者に入札をやり直すよう求めたとされる町内の建設会社の社長2人の初公判が開かれ、2人は起訴された内容を認めました。
この事件では、亘理町の入札を担当していた当時の課長と業者のあわせて4人が、去年11月の復旧工事の入札で1度は落札業者が決まったにもかかわらず、入札をやり直したとして官製談合防止法違反などの罪に問われています。
27日は、やり直しの入札で工事を落札した町内の建設会社、「八木工務店」の社長、、八木昌征被告(65)と八木社長らとともに入札をやり直すよう元課長に求めたとされる「渡辺工務店」の社長、渡辺勝利被告(54)の初公判が開かれました。
この中で八木社長と渡辺社長はいずれも起訴された内容を認め、八木社長は「絶対にしてはいけないと知っていたが、渡辺被告が再入札の話をし、やり直しを求めた。
反省している」と述べました。
このあと検察は冒頭陳述で「渡辺社長が八木社長に入札のやり直しを町の担当課長に依頼することを提案した」と述べたうえで、「八木社長は入札から帰ってしまった参加業者を電話で呼び出し、入札を執行し直した」と指摘しました。
一方、八木社長の弁護士は「共謀して他の社長らと入札のやり直しを求めたと指摘した起訴内容は事実と違う」と述べました。
