「諸簡易郵便局」の元局長、南澤まち子容疑者 「預り証」など悪用か 長野県小諸市

 長野県小諸市にあった簡易郵便局の60代の元局長が、顧客にうその話を持ちかけて現金をだまし取ったとして逮捕された事件で、元局長が「預り証」など郵便局の正式な書類を悪用して顧客を信じ込ませ、現金をだまし取る手口を繰り返していた疑いがあることが警察への取材でわかりました。
 この事件は長野県小諸市にあった「諸簡易郵便局」の元局長、南澤まち子容疑者(67)が、おととしから去年にかけて市内の60代の男性に、「高い利率の商品がある」とうその話をもちかけて810万円をだまし取ったとして17日、詐欺の疑いで逮捕されたものです。
 警察は18日午前南澤元局長の身柄を長野地方検察庁へ送りました。
 その後の調べで、元局長が「預り証」や「受付証」など郵便局の正式な書類を悪用し、受け取った金額を書き込んで顧客を信じ込ませ、現金をだまし取る手口を繰り返していた疑いがあることが警察への取材でわかりました。
 この簡易郵便局をめぐっては、元局長が顧客の高齢者などおよそ180人に対しうその投資話などを持ちかけ、合わせて8億9000万円をだまし取っていたと見られることが日本郵便の調査で明らかになっています。
 警察は元局長がだまし取った金の一部を借金の返済に充てていたとみて被害の実態解明を進めています。

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