名古屋地検特捜部は9日、架空の外注費を計上する手口で法人税約3千万円を脱税したとして法人税法違反の疑いで、不動産会社「エーディー」(名古屋市)の社長、白石昌弘(52)=同市中区、不動産会社「マンセル」(同市)社長の須賀勝明(45)=同市天白区、会社員の白石房美(49)=愛知県みよし市=の3容疑者を逮捕。名古屋国税局と合同で同社など関係先を家宅捜索した。特捜部によると、3人は容疑を否認している。
3人の逮捕容疑は、マンセルなど複数の会社への架空の外注費を計上し、不動産信託受益権の売買手数料などで得たエーディーの利益を圧縮。平成18年11月期までの2年間で計1億450万円の所得を隠し、法人税計約3千万円を免れたとしている。
民間信用調査会社によると、エーディーは平成8年設立で、20年11月期の売上高は4400万円。18年同期は前後の年度に比べ2倍以上の1億1600万円を売り上げていた。
